忍者ブログ
何かおかしい?いいえ、何もかもおかしい! そんなAAにブ~メラ~ン!
2025 . 02
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • カレンダー
    01 2025/02 03
    S M T W T F S
    1
    2 3 4 5 6 7 8
    9 10 11 12 13 14 15
    16 17 18 19 20 21 22
    23 24 25 26 27 28
    プロフィール
    HN:らふぃ
    霊長類 ヒト科ヒト属ヲタク
    主に夜活動する。
    雑食性であるが、笹巻きを好んで食す。
    負の走光性を持ち、本に群がる性質がある。
    書店でよく見かける。
    「値切って何ぼ」が合言葉らしい。


    「いたいの
    いたいの
    とんでいけ!!」

    ★リンクフリーです★
    各記事へのダイレクトリンクもO.K.です

    下記の忍者アドをクリックすると管理人にポイントが入るっぽいです。
    管理人の私腹を肥やすために気が向いたら押してくれると嬉しいです。
    入ったポイントが換金できたら、猫の餌になったりゲームソフトに化けたりします。

    最新コメント
    [09/06 竜]
    [12/05 らふぃ]
    [10/17 くまねこ@犬道楽本三昧管理人]
    [08/17 naru]
    [08/17 竜]
    バーコード
    ブログ内検索
    カウンター
    フリーエリア
    ×

    [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

    コンラート・ローレンツ博士の著書、『ソロモンの指輪』を読んだことがある人はいるだろうか?
    サブタイトルで『動物行動学入門』とあるので、動物好きなら意外と読者も多いと思う。
    大して難しい内容ではない。
    私が小学生のときに読破しているのだから。
    ソロモンの指輪とは、そもそも旧約聖書に出てくるソロモン王が所持する指輪で、ぶっちゃけ『聞き耳頭巾』の海外版みたいな機能も付いている(それ以外の機能もある)。
    この、動物の声が聞こえちゃうお便利アイテムがタイトルになっている本ですが、ソロモン王の伝説になぞらえて、そんなものがなくとも動物の気持ちはある程度理解できるのだという内容になっています。
    この本の内容には賛否両論は当然ありますが(古いので科学的に覆された部分もあるでしょう)、全てとは言わないものの、身近な動物の気持ちはある程度観察などによって理解できるという点において、私は博士に賛成する。

    さて、どこぞのエンジェルにはソロモン王の指輪を手に入れたかのような御仁が支援者として付いているらしい。
    流石はエンジェルである。伝説級のアイテムや能力を手に入れているとは。
    しかも、ビジョンとして脳に流れ込んできたりするらしいのだ。
    ここまで来ると、羨ましいと言うより恐ろしい。
    近寄りたくないものである。私が猫のみならずドラゴンフルーツやウナギにまで語りかけているのがばれてしまいそうである。
    また、そのような能力を手に入れたくないものである。
    牛や豚が殺される瞬間がガンガンビジョンとして流れ込んできそうである。
    ハンバーグもしょうが焼き定食もチキン南蛮も食べられなくなってしまうではないか。

    毎日寝起きを共にしている麻根木さんの言いたいことの全てを知ることは私にはできない。
    でも、同じ人間ですら、一つ屋根の下で過ごす家族ですらお互いのことが全てわかるわけではない。
    でも、それでいいと思う。
    相手の過去を知る必要なんてあるだろうか?
    一番大切なのは、今目の前にいる相手の今の気持ちではないのだろうか。
    私は、私と出会う前の麻根木さんのことは何一つわからないけれど、彼が甘ったれでマグロが大好きで、売られた喧嘩は買うけれど、小さい猫には意外と優しいことを知っている。
    寂しがり屋で、本当は留守番が好きじゃないことも知っている。
    そして、多分麻根木さんも同じくらいかそれ以上に私のことを知っていると思う。
    それで私も麻根木さんも幸せにやっていると思うし、それで十分だと感じている。
    だから、私はソロモン王の指輪なんて要らないし、特殊能力も必要ない。
    極普通に、誰もが獲得しえるこの平々凡々な能力で十分に満足している。

    だが、件のエンジェルにはこの平凡な能力すら欠けているのだろう。
    そうでなければ、犬たちのケージを3段に重ねたりすることなどできるはずもない。
    アレではまるで養鶏場か搾乳のためだけに生かされている乳牛のようだ。
    相手の痛みを感じる能力が決定的に欠けていなければ、あんな鬼のような所業ができるはずもない。
    相手の痛みを感じる能力、それは自分を相手に置き換えて考える能力だ。
    犬と人という隔たった種族のことなので、全てを同じ基準で考えるのは間違っているが、それでも群れで暮すこの生き物を一頭ずつ分断し不安定で狭いスペースに閉じ込めればどんなに精神に負荷がかかるか、普通の人間ならば想像するに難くないであろう。
    ならばエンジェルたちにはこの想像する能力が全く欠けているのか、でなければ知っていてなお犬たちをあのような境遇におけるだけの非情さがあるかのどちらかだと思う。

    彼らを支援している人たちに問いたい。
    生きていればいいのか?生きる意味とは何か?

    私には今、保護しようかどうか悩んでいる野良猫がいる。
    その野良は、野良の両親から生まれた生粋の野良猫で、小柄な雄なので野生で生き延びるには不適と考えている。
    加えて、人間に対して生粋の野良とは思えないほどの適応力を示している。
    生息地域には野良猫嫌いの人間が多く居り、人間に対する警戒心の薄い猫にとっては危険な環境なのだ。
    だが、彼は、彼の血族と見られる2頭の野良と仲がよく、呼び交わしたりじゃれあったりする様がよく観察されている。
    保護した場合、我が家の麻根木さんと最低1ヶ月隔離しなくてはならない。
    麻根木さんが猫エイズのキャリアであり、野良の子が白血病キャリアである可能性があるから、潜伏期間を完全に隔離してからでないと一緒にできないのである。
    その間、台所を隔離スペースにし、ケージに閉じ込めることになると思うが、台所に入れなくなる麻根木さんも辛いだろうし、何より仲間から引き離されて一日の大半を狭いケージで孤独に過ごすことになるであろう野良の気持ちを考えると踏み切ることができずにいる。
    万が一、野良の子が白血病のキャリアであった場合、彼は生涯隔離しなければならないのだ。

    狭い檻の中、孤独に、ウイルスに食い殺されるのを待つ一生に何の意味があろう?
    餌の保障はできる。寒さからも守ってやれるだろう。外敵の心配だってない。
    だけどそれで、彼は幸せかといえば、そんなことはないと断言できる。
    私なら、人に追われ寒さに震えひもじい思いをしたとしても、大好きな仲間とともに自由に生きることを望む。

    犬たちを、一番『犬畜生』扱いしているのはエンジェルズではないのか。
    エンジェルズには何を言っても無駄のような気がするので支援者に言いたい。
    犬たちに己を重ねてみて欲しい。本当に彼らは幸せだろうか、と。
    PR
    ■ この記事にコメントする
    お名前
    タイトル
    文字色
    URL
    コメント
    パスワード
    Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
    ■ コメント一覧
    ■ この記事のトラックバック
    この記事にトラックバックする:
    譲渡対象の基準 HOME うはwwwww
    Copyright © ア/ー/ク・エ/ン/ジェ/ル/ズ問題 メモ帳 All Rights Reserved
    Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
    忍者ブログ / [PR]