昔、心に残った映画があります。
見た人も多いと思います。
第二次世界大戦中のドイツを舞台にした実話。
シンドラーのリスト。
かなりうろ覚えなんですけど・・・・・・
シンドラーが迫害を受けているユダヤ人を助けようと、私財を投げ打ってまで奮闘します。
ただ、シンドラーはゲシュタポに楯突いたわけではありません。
追求を上手くかわしながら、ユダヤ人を自分の工場で雇い、必要な人材であると主張して守り続けた。
そして、最後のシーン。
シンドラーはたくさんのユダヤ人を守りきったのですが、彼がつぶやいた言葉は
「これ(ナチスの会員証?)を売っていれば、あと1人助けることができた。この車を売っていれば、あと5人助けることができた。」
どうしてそうしなかったのかとの自責の言葉。
今、アーク・エンジェルズの代表夫妻とシンドラーを重ねてみます。
あまりのブレに、眩暈がします。
あのやたら大きな車は何ですか?
あの家庭菜園は何ですか?
あのテラスは何ですか?
あの無駄に豪華な家具・家電は何ですか?
あのバーベキューは何ですか?
その贅沢で、何頭の犬を見殺しにしましたか?
いや、贅沢以前の問題で、闇から闇へと消えていった命、消された命は一体どのくらいの数に上るのでしょうか?
何が子供の苛めですか?
大人は、他人のお金で贅沢なんてしません。