先日、我がの猫がいつもより多めに吐いたので病院のお世話になりました。
猫っつーものは吐いて何ぼな生き物ですが、麻根木さんは猫エイズという爆弾を抱えているので「いつもと違う」と思ったら即受診です。
念のために吐き気止めの注射を打たれ錠剤をいただいて帰ってきました。
診察台で堂々とくつろぐ麻根木さんに、獣医さんは「(毛並みが)綺麗になったね」と。
ありがとう。最高の褒め言葉です。(ガンダム00ネタ)
麻根木さんは出会ったときぼそぼその毛並みでもっさりしていましたが、今ではつるつるフカフカです。
思わず胸毛や腹毛に顔を突っ込んで感触を堪能してしまいます。
さて、そんな麻根木さんですが出会って一度もバリカンなんぞかけていません。
実は、野良の時代から今まで一度も洗ってすらいません(笑)
一度美容院に出そうとしたのですが、猫なので断られてしまいました。
湯船の上に持ってくると、地獄の釜を見たかのごとく怯えるので、自分で洗う自信はありません。
のっぴきならなくなるまで放置決定です。
そんな彼でも獣医さんに褒められるくらい綺麗になりました。
実家の雑種犬は、出会ったとき獣医さんも驚愕するくらいの蚤が集っていました。
アルコール系の蚤取り剤を塗され、帰りの車ではぐでんぐでんに酔っ払っていました。
それ以来、車に乗るだけで酔っ払います。
でも、バリカンなんて欠片も使わずピカピカのビーグルもどきに成長しました。
普通、劣悪な環境にいた動物でもバリカンをかけるにはそれなりの理由があるはずです。
長毛種などは毛玉がひどいという理由でハサミを入れることはあるでしょう。
でも、つるっ禿にするなんて理由はそうそうないと思います。
動物のお医者さんという漫画で、白癬菌に全身をやられたヨークシャテリアが薬を塗るために全身刈上げになったという話と、同漫画で夏ハスキー犬がかわいそうだと全身刈り上げたエピソードしかお目にかかったことがないです。
ちなみに、全身刈り上げたヨークシャテリアはチワワそっくりになり、ハスキー犬は首の長い奇妙な生物になりました。
さて、AAですがほとんどの犬はレスキュー(?)直後に謂われなく禿にされている気がします。
柴なんて刈り上げてどうするんだか。
もう、毛狩りがシュミとしか思えません。
あ、動物のお医者さんの漆原教授は来院した動物の禿を作る先生でしたっけ。
AAには漆原教授がいるのでしょうか?
さて・・・・、AAのお水の使用量(と環境汚染量)がどのくらいなのかふと疑問に思いました。
で、AAが仮に
1日65リットルの水量で7回、45リットルの水量で1回洗濯し(65L×7回+45L×1回)
シャワーは2人使用(1日1回)
犬用食器は200枚(1日分)
床掃除は1日1回
とすると、洗濯は「洗い⇒濯ぎ⇒濯ぎ」で構成されるので
(65×3×7)+(45×3×1)=1500リットル
シャワーは一人68リットルとして
68×2=136リットル
食器1枚に500ml使用と仮定しても
200×0.5=100リットル
床掃除には「濡らす⇒こする⇒流す」の行程が予想され、かつ対象の広さがわからないのでなんともいいがたい部分はあるけれど、1キロリットルくらいは使っていそうに見えます。
1500+136+100+1000=2736リットル
あるメーカーの7人用浄化槽を見た所、容量は2.164㎥(リッポウメートル)、つまり2164リットルでした。
浄化槽は、物理的浄化のほかに生物的浄化を行っています。
生物的浄化には時間が必要です。なのに、1日も経たないうちに汚水は水路に流しだされてしまうのです。
ここに、犬のトリミングなどをくわえるとさらに莫大な水量が流れ込むでしょう。
しかも、洗濯に使われる洗剤の量。
「アリエール 緑茶成分入り」で換算すると、実に460gが流れ込みます。
市販の洗剤の多くは1kg~1.1kgです。その半分弱が毎日流れ込む。
その上、犬の尿や食器洗いのときに不可抗力で流れ込む残渣、人間の糞尿、シャンプー、食器用洗剤まで流れ込むのです。
浄化槽がまともに機能できるとは到底思えないのですがね。
絶対環境に負荷を与えていると思うんだけどなー。
と、環境生物学を専攻した人間の呟きでした。
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